堂安律がドイツ1部ビーレフェルトに期限付き移籍「重要な決断だった」背番号8
ドイツ1部ビーレフェルトは5日、オランダ1部PSVアイントホーフェンから日本代表MF堂安律(22)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は今季終了までの1年間で背番号は8となる。
ビーレフェルトは公式サイトで「Youkoso(ようこそ)」と堂安の加入を歓迎。堂安は「昨季ビーレフェルトの試合を数試合見た。とても印象的だった。ブンデスリーガでプレーすることは重要な決断だった。新たなシーズンを楽しみにしている」などとコメント。ウーベ・ノイハウス監督(60)の「(堂安)律は技巧に優れたウインガーでスピードもある。攻撃面で柔軟に起用できる」といった言葉も紹介した。
ビーレフェルトは昨季ドイツ2部で優勝し、12季ぶりに1部昇格を果たした。19日の開幕戦では敵地でMF長谷部誠(36)、鎌田大地(24)が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦する。
兵庫県出身の堂安はG大阪の下部組織から16年にトップチーム昇格。17年夏にオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍し、18年4月に完全移籍へ移行した。昨夏に2024年6月末までの5年契約、移籍金推定750万ユーロ(約9億4千万円)でPSVに完全移籍。公式戦27試合で3得点3アシストを記録した。だが、今季就任したドイツ出身のロジャー・シュミット監督(53)の信頼を得るまでに至らず、来夏の東京五輪出場を視野に出場機会を求めて移籍を決断したとされている。