「明治安田生命Ｊ１、Ｃ大阪３－０浦和」（５日、ヤンマースタジアム長居）

　盤石の展開でＣ大阪が今季２度目の３連勝を飾った。０－０の後半３分にＦＷ都倉が頭で待望の今季初ゴール。昨季は右膝に全治８カ月の大ケガを負い、シーズンの大半を棒に振った長身ＦＷが「サッカー人生を懸けて臨んだ」という８試合ぶりの先発出場で、５２５日ぶりにＪ１のゴールネットを揺らした。

　終了間際には今季トップチームに昇格した、下部組織出身の１９歳ＦＷ藤尾が途中出場から７分後にＪ１初出場初得点。「出たら絶対決めると思っていた」と初々しく振り返った。さらに公式戦６試合ぶり無失点と攻守に好内容がそろった。

　２位の座を守り、首位川崎を追走する。勝ち点差は８と開くが、消化した試合はＣ大阪が１試合少ない。逆転優勝は十分に可能だ。