C大阪19歳FW藤尾翔太、投入7分でJ1初出場初得点「絶対決めてやると思っていた」

 「明治安田生命J1、C大阪3-0浦和」(5日、ヤンマースタジアム長居)

 C大阪のFW藤尾翔太(19)が後半48分にJ1初出場で初得点を決めた。後半41分に途中出場で投入されると7分後、前線から圧力をかけて浦和GK西川周作(34)からボールを奪うと、右足で無人のゴールへ流し込んだ。

 今季C大阪U-18からトップチーム昇格した19歳は「出たら絶対決めてやると思っていた。一つのチャンスを決めることができてよかった」と初々しく喜びを表現した。

 今季はJ3のC大阪U-23で12試合6得点。FWブルーノ・メンデス(26)や豊川雄太(25)が負傷離脱し、高木俊幸(29)もベンチ外となったこともあり、ロティーナ監督(63)に抜てきされた。

 藤尾のゴールの瞬間、珍しく両手を挙げて祝福したロティーナ監督は「喜びという表現が当てはまる。1部(J1)でデビューして得点を決めるのは美しいこと。ポテンシャルのある選手で将来が楽しみ」と伸び盛りの俊英に賛辞を贈った。

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