FC東京・長谷川監督“戦友”カズは「異次元」対戦に「試合に出てほしくない」
J1・FC東京の長谷川健太監督(54)が8日、次節の横浜FC戦(9日、味スタ)に向けて都内での練習後にオンライン取材に応じた。対戦相手となるかつて日本代表でドーハの悲劇などをともに経験した戦友のFW三浦知良(53)について「同世代のカズがまだ現役としてプレーしていることは驚きです」と話した。
8月のルヴァン杯1次リーグでは2試合に先発し、同杯最年長出場記録を大幅更新したカズ。長谷川監督は「自分の体力から考えると異次元というか、信じられないぐらいすごい。J1の舞台でルヴァン杯などプレーしているのを見ると本当に素晴らしい」と1学年下の“キング”をたたえた。「最後の最後まで燃え尽きるまで、まだまだやってもらいたい」とエールを送りつつ、冗談まじりに「明日の試合は出てほしくない」と笑顔を見せた。
今季、J1に昇格した横浜FCの現在の戦いぶりに指揮官は「J1に慣れてきて自分たちのサッカーを表現できるようになってきている」と分析。「結果もついてきている。明日も難しい試合になる」と公式戦4連勝へ気を引き締めた。