柴崎が入団会見「レガネスで目標を達成したい」クラブは日本市場参入も狙う
サッカー日本代表MF柴崎岳(28)が7日、今季から加入するスペイン2部リーグ、レガネスで入団発表に臨み、チームの1部リーグ再昇格に貢献したいと抱負を語った。
会見で柴崎は「ここにいれて嬉しい。自分たちの目標を達成するために全力を尽くす」と語った。自身にとってスペイン初挑戦だったテネリフェ時代の指揮官でもあるホセ・ルイス・マルティ監督について「彼がレガネスにいることがここにいるための重要な理由の一つ。彼は僕のこと、僕の特徴、パーソナリティーを知っている。今季目標達成したいと思っている」としている。
一方で昨季デポルティボでは同じく1部昇格を目指しながらも実質国内3部の2部Bへ降格している。柴崎は「2部はとても複雑ですごく力が拮抗している。だから毎日良い練習をし、全力を出さなければならない。全ての試合で最後の1分まで集中しなければならない」と気持ちの引き締めを図るとしている。
スペイン紙アスによると、3年契約を結んだレガネスはクラブ初となる日本人選手獲得で日本市場への参入も狙う。すでに7日午後の時点で柴崎のユニホームが発売されているほか、日本の複数クラブや日本人選手とクリニックを開催する合意を結んだという。またスポンサー獲得やソーシャルネットワークでの日本語部門の強化を模索する方針。後者については元日本代表のMF乾を抱えるエイバルなどすでに実績がある複数クラブと連絡を取り、様々な助言を求めることにしている。