神戸MFイニエスタ6試合ぶり復帰で同点アシスト フィンク監督「100%ではない」
「明治安田生命J1、神戸2-2FC東京」(12日、ノエビアスタジアム神戸)
リーグ戦6試合ぶりに復帰した魔術師の右足が土壇場の引き分けを呼び込んだ。後半15分に途中出場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)は1-2の後半48分、FKでDFダンクレー(28)の同点ヘッドをアシストした。
イニエスタは8月19日の柏戦(ノエスタ)で右足首を痛めて前半22分で途中交代し、同23日の浦和戦(埼玉)からリーグ戦を3試合連続で欠場した。9月2日のルヴァン杯準々決勝川崎戦(ノエスタ)で後半25分から投入され実戦復帰していたが、5日の湘南戦(BMWス)から再びベンチ外となっていた。
トルステン・フィンク監督(52)はイニエスタと事前に話し合ったことを明かし「100%のコンディションではなかったので、60分以降で出すと決断した」と語った。「彼が戻ってきてくれたことは大きなプラス。彼がいると頼もしい」と信頼を寄せたが、次節C大阪戦(16日、ノエスタ)の起用については「どこまでできるのかまだ分からない」と話すにとどめた。