C大阪6連勝!10人で神戸撃破 チャンス逃さず柿谷決勝ヘッド「勝つ以外にない」
「明治安田生命J1、神戸0-1C大阪」(16日、ノエビアスタジアム神戸)
C大阪は神戸を1-0で下して連勝を6に伸ばした。退場者を出したもののMF柿谷曜一朗(30)のゴールを守り、勝ち点39の2位。3位のFC東京は大分に2-3で競り負けた。
数的不利も覆し、C大阪が2005年以来、15年ぶりの6連勝を飾った。前半33分にFW都倉が相手GKを蹴り一発退場。ロティーナ監督は「相手のスペースをなくすため」と即座に布陣を5-3-1に変更し、守備に重心を置いた。
決勝点は最前線に残したMF柿谷から生まれた。後半17分、MFレアンドロのクロスに反応。「(レアンドロと)感覚が完全に一致した。欲しいところに(ボールが)来た」と頭を合わせた。
今季先発出場は4試合目。清武の“代役”に甘んじる背番号8だが「連戦なのでどこかでチャンスが来る。いい準備をしてきた」と今季初ゴールという結果で起用に応えた。
神戸より1日少ない中2日の試合だったが、10人で勝ち点3を得た上に清武、坂元の温存にも成功。首位を独走する川崎との勝ち点差も5に縮めた。次戦は再び中2日で本拠地に鹿島を迎える。柿谷は「僕たちは勝つ以外にない。(川崎を)追っていかないとJリーグが面白くない」と力を込めた。