首位の川崎が5連勝!FW小林5年連続2桁得点「完璧だった」
「明治安田生命J1、浦和0-3川崎」(20日、埼玉スタジアム)
首位の川崎は浦和に3-0で快勝し、5連勝を飾った。19日に敗れた2位C大阪とは8差となった。
強さにブレがない。自陣に引いて攻撃のスピードダウンを狙う浦和を、丁寧に切り裂いた。前半37分、右サイドでボールを受けたFW家長の内側に走り込んできたのはDF山根。「特別なプレーではない」と振り返るが、ふわりと浮いたパスを右足で捉えて先制点。流れを決めた。
後半5分にはFW斎藤の個人技から、ふわりとしたクロスをFW小林が頭で沈めて加点。「うまく相手を外せたし、ボールも完璧だった」。クラブを象徴するストライカーの5年連続2桁得点で、相手を突き放した。終盤には途中出場のFWレアンドロダミアンがダメ押し弾を決めた。
「まだまだな部分もあるが、選手は見せてくれた」と鬼木監督。まだ完成された強さではないという自覚が恐ろしい。