J1神戸の立花社長、新監督との交渉認める「最終段階に入っている」
J1神戸の立花陽三社長(49)が23日、鳥栖との試合前に神戸市内で取材に応じ、退任したトルステン・フィンク前監督(52)に代わる次期監督の選定について「今、最終段階に入っている。次の札幌戦(26日)までに報告できれば。(交渉は)大詰めのところに来ている」と合意間近であることを認めた。
新監督にの基準については「クラブを導いてくれる監督をと考えている。3年なり5年なり、クラブのこと、我々の考えを理解して進めてくれる人ではないといけない。同時に勝つことも責務」と語った。
鳥栖戦はスペイン出身のマルコス・ビベス・アシスタントコーチ(45)が暫定的に指揮を執るが、次節についても「(可能性は)ゼロではない」とし、新監督との交渉が早期合意に至らなければ“暫定政権”が長引く可能性に言及した。
フィンク監督の退任理由については「家庭の事情」とし、成績不振が理由であることは「一切ない」と否定した。