神戸が前日に監督退任も勝利!公式戦9試合ぶり イニエスタ今季初ゴール、古橋2発

神戸-鳥栖 前半20分、2点目を決める神戸のイニエスタ(右)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉田敦史)
神戸-鳥栖 前半20分、2点目を決める神戸のイニエスタ(右)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉田敦史)
神戸-鳥栖 前半9分、先制ゴールを決め祝福される神戸の山口(左から2人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉田敦史)
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 「明治安田生命J1、神戸4-3鳥栖」(23日、ノエビアスタジアム神戸)

 両チーム計7得点の“乱打戦”を制し、神戸が公式戦9試合ぶり、ホームでは7月18日以来となる勝利をつかんだ。

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が待望の今季初ゴールを決めた。1-1の前半20分、相手陣内の左サイドでボールを奪ったFW古橋亨梧(25)がドリブルで仕掛け、内側を走るイニエスタにパスを送ると、背番号8は右足で縦に持ちだし、角度のない位置から左足を振り抜いた。シュートは鳥栖DF高橋秀人(32)の足をかすめ、ゴールニアサイドを打ち抜いた。

 イニエスタのゴールはJ1通算10得点目で、昨年8月23日の鳥栖戦以来1年1カ月ぶりのゴールとなった。

 14試合連続失点と守備の課題克服とはいかなかったが、イニエスタと古橋のホットラインから計3得点が生まれた。試合前日の22日にトルステン・フィンク監督(52)の事実上の解任が発表される激震に見舞われたが、暫定で指揮を執ったスペイン出身のマルコス・ビベス・アシスタントコーチ(45)のもと、一致団結で勝ち点3を得た。

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