横浜M・ポステコグルー監督がドローに怒り「自分たちのサッカーは何もなかった」
「明治安田生命J1 横浜M1-1鳥栖」(9月30日・ニッパツ)
昨季王者の横浜Mは、本拠で鳥栖を迎えて1-1のドローに終わった。前半は互いに決めきれずに0-0、後半立ち上がりに鳥栖DF森下にセットプレーから先制点を許した。その後の反撃はなかなか実らなかったが、後半39分に途中出場のFWエリキが何とか決めて引き分けた。先制されながらも、何とか勝ち点1をもぎとった形だが、ポステコグルー監督はぶ然とした表情だった。
試合後のオンライン会見。指揮官は試合に対しての不満を隠さなかった。怒りをかみ殺したかのような声で「正直言って、良いゲームではなかった。シンプルなところも、自分たちのサッカーではなかった」と切り出した。そして「特に何が(できなかった)というか、何もなかった。90分間通して、ただ試合をしただけ。1-1で負けなくて良かったねと。シンプルなところも含めて、自分たちのサッカーは何もなかった」と話した。
連勝は4でストップ。「ケガ人が多いのも良くないが、それを抜きにしても毎試合勝ちたい」としながらも「一番重要なのは自分たちのサッカーをすること」と信条を口にする。そして最後に「今日は2チームがただ90分間試合をしただけ。残念な結果に終わってしまった」と悔やんでいた。