20歳DF菅原由勢が日本代表初選出 森保監督「将来A代表に絡んでくる」
日本サッカー協会は1日、日本代表にとって今年初の活動となるオランダ遠征の招集メンバーを発表した。
MF南野拓実(25)やMF久保建英(19)らが順当に招集され、オランダ1部AZのDF菅原由勢(20)が初選出された。
DF菅原の初選出について、オンライン会見で森保一監督(52)は「U23の活動、東京五輪世代の活動で彼のプレーやオフザピッチを見て評価をして呼ばせてもらった。もちろんAZでの活躍、出場試合はチェックしているし、その評価を基に選んでいる」と説明した。「将来A代表に十分絡んでくるだろうという期待も込めて招集しています。とにかく貪欲に活動の中で成長につながる吸収をしてもらう」と話した。
菅原は、J1名古屋の下部組織出身。名古屋ではクラブ史上最年少の17歳10カ月でプロ契約を結んだ。昨年6月からAZに完全移籍した。
今回の日本代表では、東京五輪世代が7人招集された。森保監督は「東京五輪チームの活動がない中でA代表の活動をより充実させ、A代表の活動を持って今後の東京五輪チームの活動につなげていけるようにということで考えています」と来夏も見据えた。
オランダでは9日にカメルーン、13日にコートジボワールと親善試合を行う。