キャプテン吉田麻也「1秒1秒惜しみなく底上げに費やす」 若手との空気づくりも
2枚
サッカー日本代表は5日、オランダ・ユトレヒトでの合宿をスタート。DF吉田麻也(32)=サンプドリア=が、ピッチ内外でチームを引っ張る。FW岡崎慎司(ウエスカ)、DF長友佑都(マルセイユ)が抜け「僕に求められる役割は大きくなっている」と覚悟を示した。
「若手もどんどん吸収してもらいたい」。通常の合宿のように十分ではないが、食事の際は多少のコミュニケーションが取れるという。吉田は「トークテーマを考えている」と工夫し、ピッチ外から若手が話しやすい空気作りをしていく。
ピッチ内では、もちろんこれまで3カ国で培った力を発揮する。「活動ができることは心の底からうれしい。1秒1秒を惜しみなく底上げに費やしたい」。久しぶりに代表活動ができる喜びを胸に、キャプテンとしてオランダ遠征を濃いものとする。