MF鎌田大地FWからMF登録変更 起用法に注目「1トップは一番難しい」
サッカー日本代表は7日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日)に向けて合宿3日目の練習をアーネム近郊で行う。練習に先立ちMF鎌田大地(24)がオンラインでの取材に応じた。
日本代表ではFWとして招集されてきたが、今回は初めてMF登録となった。起用法が注目されるが、「自分がどこでやるのか分からない。要求されたポジションを頑張りたい」と冷静に語った。
所属するフランクフルトではトップ下を主戦場とし、今季リーグ戦では全3試合に先発出場して1得点2アシストと好調を維持している。「2列目もできるし、もう一つ後ろもできる。ボランチから前はそつなくこなせるが、1トップは一番難しい課題。ストライカーの要素が持てていない」と自身を分析する。
トップ下での起用ならMF南野拓実(25)と競合するが、昨年10月のW杯2次予選タジキスタン戦では1トップの鎌田とトップ下の南野が自発的にポジションを入れ替え攻撃を活性化させた。2人の共存は十分可能で、森保監督にとっては組み合わせの最適解を探る2連戦となる。