鎌田大地、FWから初のMF登録「1トップは一番難しい課題」 南野との併用も

 「国際親善試合、日本-カメルーン」(9日、ユトレヒト)

 サッカー日本代表は7日、オランダ・アーネム近郊で合宿3日目の練習を行い、起用法が注目されるMF鎌田大地は「要求されたポジションを頑張りたい」と冷静に語った。日本代表ではFWとして招集されてきたが、今回は初めてMF登録となった。所属するフランクフルトではトップ下を主戦場とし、今季リーグ戦では全3試合に先発出場し、1得点2アシストと好調を維持している。

 「2列目もできるし、もう一つ後ろもできる。ボランチから前はそつなくこなせるが、1トップは一番難しい課題。ストライカーの要素が持てていない」と自身を分析する。トップ下での起用ならMF南野と競合するが、昨年10月のW杯2次予選タジキスタン戦では1トップの鎌田とトップ下の南野が自発的にポジションを入れ替え攻撃が活性化した。2人の共存は十分可能で、森保監督にとっては組み合わせの最適解を探る2連戦となる。

 「カタール(W杯)を目指している」と明言した24歳は、ふさわしい存在であることをピッチで証明する。

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