森保監督 東京五輪世代7人招集も「23人全員がピッチに立てる保証はない」

 サッカー日本代表の森保一監督(52)は8日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日)に向けたオンラインでの公式会見を行い、冒頭で「コロナ渦の真っただ中、代表活動をさせていただく環境作りに尽力していただいた全ての方に感謝を申し上げたい」と謝意を述べた。

 新型コロナウイルスの影響でW杯予選の延期が続き、日本代表にとっては昨年12月の東アジアE-1選手権以来の試合となる。指揮官は「日本に勝利をお届けする、ひたむきにベストを尽くす姿を届けて勝利を喜んでもらう、そして励ましのエールになるような戦いをしたいと、選手は練習から激しく厳しく臨んでくれている。試合に向けた思いが伝わる」とチーム状態を説明した。

 欧州組のみで編成された今回の代表には、7人の東京五輪世代も含まれている。選手起用の考え方については「少しでも多くの選手にピッチに立って欲しいという気持ちでいるが、今回招集した23人全員がピッチに立てる絶対的な保証はない。選手の底上げ、戦術の浸透という部分で底上げになれば」と話すにとどめた。

 ピッチで采配を振るうのは1月にタイで行われたU-23(23歳以下)アジア選手権以来となる。「代表活動ができる、試合ができると、我々にとってこんなに喜びの舞台はない。選手にはプレーできる喜び、試合ができる喜びを持って、準備してくれた人に感謝してプレーして欲しい」と結んだ。

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