横浜FC、原点回帰のポゼッションサッカーで勝負 下平監督「トライしてきたことを続ける」
J1横浜FCの下平隆宏監督(48)が13日、次節の仙台戦(14日、ユアスタ)へ向けてオンライン取材に応じた。攻守において課題はあるとした上で「お互い苦しい状況。勝ち点3を取るためには、どう得点を取るかが焦点になる」と語った。
前節の鹿島戦では、前半に2点リードしながら、試合終了までラスト5分のところで2失点するなど後半3失点し逆転負け。後半からは2点のリードを守りながらカウンターを狙うプランで臨み、防戦一方となってしまった。
この展開に下平監督は「後半も同じようにしっかりボールを握ることが守備につながることをもっと強調して、臨んだ方が良かったのかなと、これは結果論ですけど」と反省。「その場の勝ち点3ではなくて、やはり自分たちのトライしてきたことを続けるべきだった」と今季チームで取り組む後ろからボールを握るスタイルを試合後に選手とも再度確認したという。
チームは2連敗で14位に後退したが「中3日でコンディション的には回復する。大幅なメンバー入れ替えは考えていない」と指揮官。今季の目標トップ10入りへ16位の仙台を相手に敵地で白星をつかむ。