WEリーグ 11クラブが参入 異例の奇数チームで開幕…変則日程への対応は?

 来年9月に開幕する日本初のサッカー女子プロリーグ「WEリーグ」は15日、初年度参入クラブを発表し、基準を満たした日テレ、INAC神戸やJ1広島、J2大宮など11クラブが選出された。大宮はなでしこ2部のFC十文字が母体となり、広島はチームを新設する。当面は降格がない。

 7月までに17団体が入会申請。当初は6~10クラブで始動するとしていたが、11クラブが参入基準を満たしたため、異例の奇数チームでの開幕となった。

 毎節1チームが試合を行わない変則日程が生じることについて岡島喜久子チェア(62)は「運営面は考慮した。(試合のないチームは)休みにはせず、WEリーグの理念を追求する活動をしてもらう」との考えを示した。

 岡島チェアは「外国人選手を入れてほしい。リーグから補助金も考えている」と積極的な補強策も奨励。リーグからの分配金は2000万円になるといい、放映権については「DAZNを含め、いくつかの媒体と話を進めている」と言及した。

 参入クラブは以下の通り。

 マイナビ仙台レディース(なでしこ1部)浦和レッドダイヤモンズレディース(なでしこ1部)大宮アルディージャ(新設)ちふれASエルフェン埼玉(なでしこ2部)ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(なでしこ1部)日テレ・東京ヴェルディベレーザ(なでしこ1部)ノジマステラ神奈川相模原(なでしこ1部)AC長野パルセイロ・レディース(なでしこ2部)アルビレックス新潟レディース(なでしこ1部)INAC神戸レオネッサ(なでしこ1部)サンフレッチェ広島F.C(新設)

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