村井チェアマン J選手の不祥事続出に「断じて許されるものではありません」
Jリーグの村井満チェアマン(61)が26日、Jリーグ選手の度重なる不祥事についてコメントした。
この日、J1G大阪FWアデミウソンが道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の疑いで大阪府警から任意捜査を受けた事案が判明。クラブはパナソニックスタジアム吹田で記者会見を開いた。
Jリーグでは、J2新潟で9月17日にファビオとペドロ・マンジーが酒気帯び運転を起こし、書類送検を受けて19日に契約解除となった。J1仙台のMF道渕諒平が週刊誌で知人女性への暴行が報じられ、20日に契約解除となるなど不祥事が続出している。
これらを受けて村井チェアマンは以下のコメントを発表した。
「度重なるJリーグの選手による不祥事が発生していることに対し、Jリーグ全体を統括する立場として、心よりお詫び申し上げます。
これらは、コロナ禍で非常に困難な状況が続く中でもJリーグ、Jクラブを支えてくださるファン・サポーター、パートナー各社、ホームタウンの皆さま、そして社会全体の信頼を裏切る行為であり、プロサッカー選手である前に社会の一員として、断じて許されるものではありません。Jリーグにとって、サッカーでの勝ち負け以前に一番大事なことは、地域に貢献し必要だと思って頂くことです。ですから、我々が地域の皆さまに迷惑をかけるような存在だとしたら、それは地域における我々の存在意義を失うことに繋がります。
改めて再発防止に関する指導を行い、クラブ・リーグスタッフ、選手、関係者一人ひとりの意識向上に向け尽力する所存です」