柏、決め手を欠いてドロー オルンガはメンバー外 ネルシーニョ監督「疲労を考慮」

 柏-清水 後半、ゴールが決まらず、悔しがる柏・呉屋(19)=三協F柏
 清水と引き分け、健闘をたたえ合う柏・クリスティアーノ(中央)ら=三協F柏
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 「明治安田生命J1、柏0-0清水」(31日、三協フロンテア柏スタジアム)

 柏は痛いスコアレスドローとなった。ネルシーニョ監督は「あまり内容は良くなかった。前半は相手のペースに飲まれ、攻撃を急ぎすぎた」と振り返った。

 前節から2週間の準備期間があった相手に対し、中2日の日程となった。ネルシーニョ監督は「連戦が続いて疲労を考慮した」と得点ランクトップを独走するFWオルンガをメンバー外、今季ここまで9得点8アシストのFW江坂任をハーフタイムで交代した。7試合連続スタメンのMFクリスティアーノや1トップで先発したFW呉屋大翔が決定機を作ったが、攻撃の中心が不在となったことが響き、決め手を欠いた。

 指揮官は攻め急いだ前半を踏まえ「ハーフタイムにプランとして持って入ったものをじっくり実行するように」と選手に伝えた。後半にはボールを握って攻撃の起点を作ったことで「得点の生まれそうな雰囲気は作れた」と手応えは得た。ただ、最後までホームでネットを揺らすことはできなかった。

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