J2磐田、遠藤加入以来初黒星 同点弾アシストも
「明治安田生命J2、徳島3-1磐田」(4日、ポカリスエットスタジアム)
J2磐田の元日本代表MF遠藤の“不敗”がストップした。前節15戦負けなしだった2位・福岡を止めた勢いで敵地に乗り込んだが、痛恨の3失点で敗戦を喫した。
遠藤は先月の加入以来、試合前の段階で全6戦に出場し4勝2分けと負けなし。この日もフル出場し、前線にパスを供給し続けた。1点を先制された直後の前半15分には、右コーナーキックのキッカーを務め、MF伊藤の同点弾をアシスト。伊藤が「ヤットさんのボールに当てるだけだった。キックの質に感謝したい」と話すように、確かな技術でチームに勢いをもたらした。
しかし得点はその1点に終わり、首位・徳島の攻撃力の前に3失点。鈴木監督は「攻撃面で止まったプレーが多く、シュートが少なかった」と、敗戦を悔しげに振り返った。