酒井宏樹 代表でのアピール合戦を歓迎「こういう時期だからこそ」
サッカー日本代表は10日、国際親善試合パナマ戦(13日)に向けて、オーストリア・グラーツ郊外で調整を行う。練習に先立ちオンラインでの取材に応じたDF酒井宏樹(30)=マルセイユ=は“アピール合戦”を奨励した。
今年は新型コロナウイルスの影響でW杯予選が来年3月に延期されるなど、日本代表として共通目標を見いだしにくい状況となっている。酒井は「難しいところ」と認めつつも、「こういう時期だからこそアピール合戦があってもいい。(チームの共通意識に)多少のバラつきがあっても締まる時は勝手に締まる。それまでにチームとして自信やモチベーションが上がれば、どういう形でもいい」と持論を展開した。
30歳を迎えた円熟のサイドバックはチームの活性化、向上のために突出した個人プレーも許容するとの考えを示した。