日本代表 MF遠藤、流れ呼び込む「ブンデスでやっていることを出せた」

 「国際親善試合、日本1-0パナマ」(13日、グラーツ)

 日本は、後半16分にMF南野拓実(25)=リバプール=のPKでの得点によりパナマに勝利した。流れを呼び込んだのは、後半開始からボランチの一角として投入されたMF遠藤航(27)=シュツットガルト=だった。

 ベンチスタートの前半は、ピッチ外から出場した時のプレーを思い描いた。「しっかりボールを動かすことと、縦に入れればチャンスになると思っていた」。イメージ通り南野のPK獲得の起点となるパスを入れた。MF三好康児(23)=アントワープ=やMF鎌田大地(24)=フランクフルト=にも的確に裏へボールを供給し、チャンスを作り続けた。「シンプルにブンデスでやっていることを出せた」と胸を張った。

 得意の守備でも躍動した。中盤で相手の攻撃の芽を再三摘み、無失点に貢献。現在リーグでデュエルの勝利数トップを誇る強さは健在だった。

 10月のオランダ遠征でのコートジボワール戦に続き2連勝。ただ、遠藤は「W杯で勝っていくためにはどの相手にも勝っていかないといけない。0に抑えて勝てたことはポジティブだが、やっぱり2点目、3点目を取らないといけない」。勝利の中でも課題を明確にし、次のメキシコ戦(17日、グラーツ)を見据えた。

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