J2愛媛で選手1人が新型コロナ陽性、濃厚接触者は5人 甲府戦は中止

 J2愛媛は15日、トップチーム所属の選手1名が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表。15日13時からニンジニアスタジアムで開催予定だった甲府戦の中止を決定した。代替試合は12月9日13時から同スタジアムで行われる。

 当該選手は11日のアウェーで行われた北九州戦に出場。13日の夜に発熱し、就寝前の検温では38・9度まで上がり、頭痛と体のけん怠感を感じたという。翌14日にPCR検査を受け、陽性判定を受けた。検査後は自宅で静養し、15日から入院する予定となっている。

 選手は13日までトレーニング参加しており、保健所による判定にで、当該選手以外の選手4人とトップチームスタッフ1人が濃厚接触者と判断された。

 試合の開催可否について、Jリーグと対戦相手との協議を行っていたが、クラブは「愛媛県知事より、試合中止についての強い要請があったため、試合中止を決定しました」としている。感染経路が不明であり、選手、スタッフについてもPCR検査を受けた結果を踏まえて試合を開催すべき、との判断で中止の要請がなされたという。

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