スペイン、無念ドローでファイナル進出、大ピンチ…セルヒオラモスが2度のPK失敗
「欧州ネーションズリーグ、スイス1-1スペイン」(14日、バーゼル)
スペインは2度のPKを失敗して逆転の可能性を逃し、最終盤にFWジェラール・モレノが挙げた得点で辛くも引き分け。次週にセビリアで行われるホームでのグループリーグ最終節で決勝ラウンド進出を賭けてドイツと対戦することになった。
前半早々に先制を許したスペインは57分、79分と2度PKを獲得するも、キッカーのDFセルヒオラモスが失敗した。スペインのマルカ紙によると、セルヒオラモスの最後のPK失敗は2018年9月で、以降25回(うち2回はPK戦)連続で成功していた。なお2本目の前にはルイス・エンリケ監督がセルヒオラモスと言葉を交わす場面もあったが得点するには至らなかった。
ヨーロッパでの最多記録となる代表出場177試合としたセルヒオラモスだったが、自ら祝福することはできなかった。
試合後、選手は自身のソーシャルサイトで「僕らは(状況を)リセットしセビリアで勝利を狙う。僕らのことを過ちで定義するのではなく、次の目標にどう向かって行くか(が大事)」と、すでに気持ちの切り替えをしたとのメッセージを残している。