日本代表DF吉田「自分たちが自分たちの首を絞めてしまった」

 「国際親善試合、日本0-2メキシコ」(17日、グラーツ)

 日本代表は得点を奪えず、後半に2失点でメキシコ代表に敗れた。2020年の最終戦を白星で飾れなかった。

 13日のパナマ戦から先発9人を入れ替えて臨んだ日本。前半こそ決定機を作り押し込んだが、後半は強豪メキシコに力の差を見せつけられた。ここまで3試合連続無失点中だった守備は耐えきれず、後半に立て続けに2失点。DF吉田麻也(32)=サンプドリア=は「前半の途中自分たちのテンポでボールを回せてチャンスを作っていた時に点が取れなくて、リズムを持っていかれた。自分たちが自分たちの首を絞めてしまった」と悔やんだ。

 2018年のロシアW杯では日本と同じくメキシコもベスト16に進出。W杯で目標となるベスト8以上に進むには超えなければいけない相手だった。吉田は「メキシコからたくさんのことを学べたと思う。W杯で同じベスト16でもこれだけ差があるということを全員が自覚して、もっと自分たちがレベルアップしなければならない」と、敗戦を糧に力を付ける。

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