日本代表 W杯ベルギー戦が「フラッシュバックした」MF原口「なんで毎回こうなるんだ」
「国際親善試合、日本0-2メキシコ」(17日、グラーツ)
日本代表は0-2で敗れた。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が27位で、メキシコは11位。通算対戦成績は1勝4敗となった。
左MFで先発出場したMF原口元気(29)は前半12分に強烈なミドルシュートを放ち、同15分にはFW鈴木武蔵(26)に決定的なパスを送るなど奮闘した。原口は序盤の好機を仕留められなかったことについて「僕らのクオリティーの部分。チームとして素晴らしい(試合の)入りをして、いい形でチャンスを作れていた。前の選手が仕留め切れなかったいう部分。チームどうこうじゃない。僕ら前の選手のクオリティー」と悔やんだ。
前半から優勢に試合を進めながら、時間の経過とともに流れを失う展開は、18年W杯ロシア大会で2-0から逆転負けを喫したベルギー戦と重なる。原口は「まさにフラッシュバックした。終わった後に『なんで毎回こうなるんだ』っていう感情になった。ベルギー戦もそうだし『勝てたんじゃないか』という感情がした。正直『またか』という感じ。今日がW杯じゃなくて良かったというか、(W杯までの)2年間を無駄にせず、まずW杯に行って、そこでまた同じ思いをしないようにしたい」とさらなる成長を誓った。
新型コロナウイルスの感染拡大で延期されたワールドカップ(W杯)アジア2次予選は来年3月に再開する。