FC東京に東キャプテン復帰 長谷川監督「チームに芯が入ったような試合」いざACL
「明治安田生命J1、仙台2-2FC東京」(18日、ユアテックスタジアム仙台)
FC東京が24日からカタールで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出発前最後の試合でドローに終わった。これで2試合連続で白星から遠ざかったことになったが、7月の札幌戦で負傷し長期離脱していたキャプテンのMF東慶悟(30)が約4カ月ぶりに復帰。先発で後半25分までプレーし「ピッチに立てる喜びを感じた。この気持ちを忘れずにやっていきたい」と語った。
リーグ戦26試合ぶり出場でも変わらず中盤で攻守に躍動。長谷川健太監督(55)も東のプレーに「ブランクがありながら、さすがだなと思う。彼がいると落ち着き、チームの芯が入ったような試合が出来た」と、たたえた。
それでも、試合は勝ちきれなかった。前半15分に左サイドから永井謙佑(31)の折り返しにFWレアンドロ(27)が合わせ先制。同点で迎えた後半19分には高萩洋次郎(34)が今季初ゴールを挙げたが、同39分に再び追いつかれた。キャプテンは「勝たないといけない試合だった」と悔やんだ。
厳しい戦いとなるACLへ勝利で弾みをつけたいところだった。ただ、長谷川健太監督(55)は「耐えるとこは耐えることができた。いい形でカタールに行けるのかな」と前を向き、アジアの頂点を取りにいく。