Vお預けの川崎・鬼木監督「期待に応えられずに悔しい」
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「明治安田生命J1、大分1-0川崎」(21日、昭和電工ドーム大分)
川崎が敗れ、2年ぶり3度目の優勝は22日以降に持ち越しとなった。
勝てば優勝が決まる一戦だったが、前半34分、DF谷口彰悟がレッドカードで一発退場。浮き球で背後を取られ、ペナルティーエリア内で大分のMF野村に手をかけて倒した。このファウルでPKを取られ、先制点も献上した。
試合後、鬼木監督は「多くのサポーターの方がアウェーまでかけつけて、テレビを通じて応援してくれた人がいて、その期待に応えられずに悔しい」。その一方で「選手たちは1人少なくとも最後まで得点を奪おうと全力でプレーしてくれた」とたたえた。
横浜M戦から中2日で挑んだアウェー決戦。一方の大分は中17日と調整期間に違いがあったが、指揮官はチームの疲労度については「疲労がないといったら嘘になるが、このゲームに関してはそういう疲労も超えていかないといけないし、選手にもそう話していた。最後のプレーを見れば、疲労も気持ちで乗り越えていったと思います。あったとしても勝ちに結びつけたかった」と話した。
敗れた川崎だが、22日の浦和-G大阪(埼玉)で、G大阪が引き分け以下で優勝が決まる。