川崎 史上最速&最多勝ち点で2年ぶりJ1制覇 家長ハット!G大阪を5ゴール粉砕

 前半、ゴールを決めてレアンドロダミアン(左)から祝福される家長(撮影・堀内翔)
 2年ぶり3度目のリーグ優勝を果たして喜ぶ中村(撮影・堀内翔)
 後半、4点目が決め笑顔を見せる中村(左)と旗手(撮影・堀内翔)
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 「明治安田生命J1、川崎5-0G大阪」(25日、等々力陸上競技場)

 川崎がFW家長昭博のハットトリックなど5ゴールで圧勝し、2年ぶり3度目のJ1優勝を決めた。4試合を残しての優勝は18チーム34試合制が固定した2005年以降では3試合残した10年の名古屋を超えて史上最速となる。24勝3分け3敗の勝ち点75とした川崎は、15年・広島、16年・浦和の74を超えてJ1最多勝ち点も記録した。

 首位を独走したシーズンを象徴するかのようなゴールラッシュで2位・G大阪を粉砕した。前半22分、DF登里の左後方からのクロスをFWレアンドロダミアンが右足ダイレクトで合わせて先制。前半終了間際の45分にはMF田中の右CKをレアンドロダミアンが頭でつなぎ、飛び込んだFW家長が左足で押し込んだ。後半も勢いは加速する一方で、4分にFW三苫のスルーパスをフリーで受けた家長が右足で冷静に流し込む。家長は28分にも三苫のパスを右足で決めてハットトリックを達成した。後半45分には途中出場のMF斎藤が5点目を決めた。

 新型コロナウイルスによる中断、そして再開からの過密日程となった今季のJ1。鬼木監督はメンバーを固定することなく、選手層の厚さで快進撃を続けた。今季限りでの引退を表明したMF中村ら円熟味に加え、FW三苫、FW旗手らルーキーも躍動。若手とベテランの融合も他チームにはないもので、リーグを席巻した。

 ホームで迎えた優勝決定の一戦。後半45分にはMF大島に代わり背番号「14」中村が等々力のピッチへ。1万1360人のサポーターによる手拍子の中、歓喜の瞬間を迎えた。

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