C大阪がロティーナ監督の今季限りでの退任を発表 後任は未定

 J1C大阪は27日、ミゲルアンヘル・ロティーナ監督(63)との契約が今季で満了となり、来季の契約を更新しないことで合意したと発表した。ロティーナ監督のコメントは最終節(12月19日、鹿島戦)終了後に発表し、後任については未定とした。

 スペイン出身のロティーナ監督は19年にC大阪の指揮官に就任し、リーグ最少失点の堅守で5位に導いた。今季も29試合を終えて16勝4分け9敗の4位と健闘し、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位以内に入る可能性を残す。

 2年連続で安定した成績を残したロティーナ監督だが、クラブは守備に重心を置く戦い方から従来の攻撃的サッカーに回帰する決断を下し、今季で満了となるロティーナ監督との契約を延長しない方針を決定した。

 ◆ミゲルアンヘル・ロティーナ 1957年6月18日、スペイン出身。現役時代はFWとしてスペイン1部カステリョンなどでプレー。引退後、30代前半で指導者に転じた。2002-03年にスペイン1部でセルタを4位に導き、欧州チャンピオンズリーグ16強進出も果たした。J2東京Vの監督を経て、19年にC大阪監督に就任した。

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