FC東京 悪質タックル被害のオリベイラは全治3~4週間
サッカーJ1・FC東京の大金社長が1日、オンライン取材に応じ、カタールで行われているアジア・チャンピオンズリーグの上海申花戦で悪質なタックルを受けて負傷交代したFWディエゴオリベイラの状態について、全治3~4週間という診断が出たと説明した。
大金社長はDオリベイラの状態について、現地の医療機関で帯同しているドクターによって右足腓骨骨挫傷および、右足首関節じん帯損傷という診断が下されたと明かした。そして「受傷時には骨折、じん帯断裂も心配されたが、全治3~4週間。今は本人は車椅子から松葉づえに変わっている状況で、腫れも安定している。本人は元気です」と説明した。
Dオリベイラは11月27日の上海申花戦の後半3分、ドリブルを仕掛けているところで、右足首周辺に相手選手から悪質なタックルを受け、負傷状況を心配する声が出ていた。
当該プレーで相手選手には警告が与えられたが、この判定について意見書や抗議文を提出することについては「審判のジャッジへの異議申し立ては基本的に受け付けないことになっている」と、見送ることとした。その一方で「私も現地で見たが、大きなケガにつながるファウルで、選手生命に関わる反則だったと思う。審判のジャッジは警告で、これは審判のジャッジをリスペクトするが、後ほど映像で見ても悪質だった」と顔をしかめる。
そして「こうしたファウルでサッカー本来の魅力が損なわれる。何らかの改善を求めたい。どういう形で求めるかは、いろいろな方と相談したい」と話した。