J1神戸・DF西大伍「気持ちと運とロマン」 ACL制覇の秘訣語る 7日に決勝T
「アジアCL・決勝トーナメント1回戦、神戸-上海上港」(7日、ドーハ)
カタールで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場しているJ1神戸は6日、決勝トーナメント1回戦の上海上港(中国)戦(7日)に向けて、試合会場のハリファ国際スタジアムで三浦淳寛監督(46)とDF西大伍(33)が前日会見に臨んだ。
ACLを勝ち上がるために必要なものを問われたDF西は「気持ちと運とロマンですね」と不敵に笑った。決して奇をてらった訳ではない。鹿島時代にはACLに4度出場。18年には6試合2得点の活躍でアジア制覇に貢献しており、その言葉には豊富な国際経験に裏打ちされた重みが含まれる。
初出場の神戸にとっては未知なるアジアの戦い。一つ一つの勝利が歴史に刻まれていく。西は「もちろん僕らはサポーターのために戦う。ここを突破することはチーム、サポーターの皆さん、これからの神戸にとっても大事なこと。今まで積み上げたものをピッチで出すだけ」と冷静な語り口に熱い決意を込めた。