J1神戸・三浦監督、上海上港・FWフッキ欠場の可能性も「我々のことに集中」
「アジアCL・決勝トーナメント1回戦、神戸-上海上港」(7日、ドーハ)
カタールで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場しているJ1神戸は6日、決勝トーナメント1回戦の上海上港(中国)戦(7日)に向けて、試合会場のハリファ国際スタジアムで三浦淳寛監督(46)とDF西大伍(33)が前日会見に臨んだ。
神戸にとって、ここからの戦いは歴史的な意味合いを持つ。三浦監督は「間違いなく明日の試合は非常に重要な試合になる。我々のチームコンセプトの下、しっかりとしたゲーム運びをしながら勝利を引き寄せたい。サポーターの皆さんも神戸で楽しみにしていると思う。その気持ちも抱えて、一丸となって勝ちにいきたい」と力を込めた。
1次リーグを首位通過したが、直近では広州恒大(中国)、水原(韓国)に2連敗を喫している。それでも「明日の試合のためにできることをたくさんやって、いろんな準備をしてきた」と自信をにじませた。
上海上港は元ブラジル代表FWフッキ(34)が先月25日の横浜M戦で途中交代に激高して以降、3試合連続ベンチ外が続いており、神戸戦も欠場の可能性が高い。神戸にとっては“朗報”だが、三浦監督は「上海がどういうメンバーで来るのか正直分からない。相手のことを考えるよりも、我々のやりたいことをいかにピッチで証明できるかに集中している」と冷静に受け流した。