FC東京・長谷川監督 ACL初の8強逃すも、前向く「経験を生かし、次こそは」
「アジアCL・決勝トーナメント1回戦、FC東京0-1北京国安」(6日、アルラヤン)
4年ぶり3度目の出場で初のベスト8を目指すFC東京は、北京国安(中国)に0-1で敗れ、決勝トーナメント1回戦で敗退した。0-0で迎えた後半14分に相手FWアランにゴールを許し、その後の反撃は実らなかった。
試合後、長谷川監督は「選手たちは本当に素晴らしいプレーをしてくれた。またベスト16という壁に阻まれたが、こういう経験を生かし、次こそはFC東京としてベスト8以上にいけるように頑張っていきたい」と話した。
今大会は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、中立地であるカタールでの集中開催となった。特殊な状況下での戦いに、指揮官は「サッカー界にとっても日常生活をするにも、難しい一年だったと思う。そのなかでどう生き残り、生活を支えながらサッカーという競技、スポーツを続けられるのか。今までの人生ではなかった、考えさせられる一年だったと思う」。
さらに「AFC(アジアサッカー連盟)の協力、日本協会の協力でこうした大会に出場することができた。こうした中でもサッカーができて、プレーできるんだっていうのは、これからの人生で逆境に追い詰められたとしても、気持ちの支えになるのではないかと思っています。本当に、素晴らしい大会だったと思う。参加できて感謝しています」と語った。