G大阪が2位死守 パトリック決勝ヘッド弾!ACL・天皇杯へ宮本監督「全員の力で」

 「明治安田生命J1、湘南1-2G大阪」(6日、Shonan BMWスタジアム平塚)

 G大阪はFWパトリック(33)の勝ち越しゴールで湘南に2-1で競り勝ち、2位を守った。2位以内に与えられる天皇杯出場権、3位以内に与えられる来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権の獲得に向け、貴重な勝ち点3を得た。

 G大阪が3試合ぶりの勝利で2位を死守した。「選手たちが必ず勝ち点3を取らなければいけないという気持ちでやってくれた」と宮本監督がたたえた序盤に試合は動いた。前半6分、MF福田が今季初ゴールとなる強烈な先制弾を突き刺した。21歳の東京五輪世代は「ずっと宇佐美さんにシュートを教えてもらっていた。感謝しかない」と頭を下げた。

 1-1の後半21分にはFWパトリックが決勝ヘッドをたたき込んだ。来日8年目。J1通算200試合出場の節目を1得点1アシストの活躍で飾り「オレ、ゴール、いいイメージね」と勉強中の日本語で喜びに浸った。

 FW宇佐美、DF金英権の主軸が負傷欠場したが、宮本監督によると軽傷で、中9日となる次節横浜FC戦(16日)までには回復が見込める。残り2試合。天皇杯出場権(2位以内)と来季アジア・チャンピオンズリーグ出場権(3位以内)獲得へ名古屋、C大阪、鹿島との混戦は続く。宮本監督は「全員の力で戦っていきたい」と総力戦の覚悟をにじませた。

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