エイバル武藤「スペインサッカーで何かを残したい」
サッカー・スペイン1部リーグ、エイバルの元日本代表FW武藤嘉紀がこのほど、地元紙ディアリオ・バスコのインタビューでスペイン参戦からここまでの歩みを振り返り、手応えを得た現在の心境を語った。
11月30日に決めた今季初ゴールについて武藤は「得点でき、重要な勝利の役に立ったからなおさらうれしい。今はこの良い時期が続くようにしなければならない。やっとチームに適応でき、自分の場所を見つけられたように思う」としている。ドイツ、イングランド、そしてスペインの欧州3大リーグで得点した最初の日本人選手になった点については「3つのリーグはとても競争力があり違った瞬間を過ごしたが、3大会で得点でき誇りに思う。特にこの大会でゴールしたのが嬉しく、スペインサッカーで重要なことをする可能性を前に気持ちの高まりがある」としている。
ここまでについては「クラブ、国が変わりエイバルのプレースタイルを理解するのに少し苦労した。だけど最近2試合は自分、チームメイト共に快適にやっている」と分析している。言葉については乾らチームメイトから十分なサポートを受けているというが「できるだけ早く仲間と意思の疎通ができるようしっかりと勉強を続けなければならない」としている。