J1湘南MF斉藤未月がロシア1部ルビン・カザンに移籍「世界のどこでも湘南産」
J1湘南は14日、MF斉藤未月(21)がロシア1部のFCルビン・カザンへ期限付き移籍することを発表した。
移籍期間は21年1月1日から22年6月30日まで。16日の大分戦後のホーム最終戦セレモニーでサポーターにあいさつする。
斉藤は神奈川県藤沢市出身。藤沢FCから湘南の下部組織をへて、高校時代の15年に2種登録選手として天皇杯に出場。16年に湘南に昇格。J1通算80試合4得点。
斉藤はクラブを通じて以下のコメントを寄せた。
「これから先の自分の目標のために、この移籍はとても重要だと感じているので、ようやく海外移籍が実現したということを嬉しく思っています。
ここからまた新たなスタートとなりますし、活躍できなければ意味がないので精一杯頑張っていきたいと思います。
僕自身のプレースタイルや性格などは、全て湘南ベルマーレで生まれたものなので、これからもその自分らしさを出すだけだと思っています。ロシアでも、世界のどこでも、日本代表に選ばれたとしても、僕が湘南産であることはずっと変わらないので、どこにいっても“湘南生まれの斉藤未月”ということに責任をもってプレーしたいと思います。
ロシアに行くと、DAZNなどで試合中継もないのでプレーしている姿をなかなか見てもらえませんが、積極的にSNSなどを使ってしっかりやっていることを発信していけたらと思います。
そして、サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかありません。僕ももともと湘南のサポーターでしたし、そこから湘南の選手になり、多くのサポーターの皆さんに応援してもらうようになりました。
本当にいろいろなことを教わってきましたし、湘南ベルマーレというクラブに関わっているすべての人が第二の家族のような存在です。
ずっと気にかけてもらってきましたし、これからどんなことがあっても僕もいつも気にかけています。サポーターの皆さんのためにも自分のためにも、関わってくれているすべての方のために、感謝の気持ちを持ってプレーしたいと思います。
どこへ行っても自分らしくプレーします。本当にありがとうございました。」