久保建英ビリャレアル退団の可能性さらに広がる 長期離脱選手の緊急補強で
サッカースペイン1部リーグ・ビリャレアルで、MFイボーラが大ケガで長期離脱する見通しとなったことを受け、戦力補強の必要性が出てきた。現在他チームにレンタル放出しているアルゼンチン人選手を取り戻す案があり、そうなれば外国人枠の関係から日本代表MF久保建英の退団の可能性が浮上したと同国のスポーツ紙、アスが伝えている。
同紙によると、イボーラは前節ベティス戦で負傷。手術に踏み切る予定で、今季中の復帰が難しい見通しだ。ボランチ補強に動くことになったクラブでは、所属選手ながら現在クラブ・アメリカ(メキシコ)へレンタルしているアルゼンチン人MFサンティアゴ・カセレス(23)の呼び戻しを一つのオプションとして検討中。その場合、現在外国人の3枠を占める3選手、MF久保、FWバッカ(コロンビア)、DFフネス・モリ(アルゼンチン)の誰かが戦力から外れる。
久保退団の可能性についてはあくまで所属元であるレアル・マドリード、または選手本人からのもので、現在のところビリャレアル側の見解は明らかになっていない。現状でカセレス復帰の可能性がどの程度あるのか不明だが、同紙記者の見解として「久保の退団が二つの問題を解決することになるかもしれない」としている。