退任のC大阪・ロティーナ監督「大阪が自分の家のように感じた」
「明治安田生命J1、C大阪1-2鳥栖」(16日、ヤンマースタジアム長居)
C大阪がホーム最終戦で敗れ、1試合を残して天皇杯出場権が与えられる2位以内が消滅した。
試合後のセレモニーでは、主将のMF清武弘嗣(31)と今季限りで退任するミゲルアンヘル・ロティーナ監督(63)が挨拶を行った。
ロティーナ監督は「セレッソでのサイクルが終わりつつある」と語り、クラブや選手、サポーターへの感謝を口にした。指揮官は「少し感傷的な気分になりながら大阪を去る。皆さんからの愛情と桜色のカラーを心にしまってここを去りたい。皆さんのおかげで、スペインから1000キロ離れた大阪を自分の家のように感じた。私の魂の一部は大阪に残していく。皆さんが与えてくれた魂の一部と一緒に次の場所へ行く。ありがとう」と語りかけ、大きな拍手を浴びた。