U23代表候補合宿は全員国内組、初招集8人 森保監督「常にハイパフォーマンスを」
日本サッカー協会は17日、東京五輪のメンバー入りを目指すU-23(23歳以下)代表候補合宿(22~26日・高円宮記念JFA夢フィールド)に参加する23選手を発表した。全員国内組で、天皇杯出場の川崎、G大阪からは選出されていない。
約1年ぶりとなる東京五輪世代の合宿は、本大会に向けた“隠し球”を探す合宿でもある。五輪の最終メンバーは18人と狭き門で、海外組はもちろん最大3人のオーバーエージ枠もある。それでも、コロナ禍の今季台頭した選手を中心に、森保体制が発足した17年12月以降では初招集となる8人が名を連ねた。
合宿最終日には練習試合も予定し、「主体的に感情を表しながら、少しでも日常の彼らの素顔を出してもらいたい」と森保監督。約1年ぶりの活動で、既存メンバーの成長にも目を光らせる。「これからの力関係の変化は選手次第。常にハイパフォーマンスを見せてほしい」と年内の代表活動を締めくくるにふさわしいプレーを期待した。