レバンドフスキがFIFA年間最優秀選手初受賞 メッシ&C・ロナ抑えた!

 国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰式は17日、オンラインで行われ、男子最優秀選手は欧州チャンピオンズリーグ(CL)など3冠を達成したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のFWロベルト・レバンドフスキ(32)が初受賞した。レバンドフスキは欧州CL、ドイツ1部、ドイツ・カップの3大会全てで得点王となり、最終候補に残ったユベントス(イタリア)のクリスティアノ・ロナウドとバルセロナ(スペイン)のリオネル・メッシを抑えた。

 圧倒的な得点数を記録した天性のストライカーが、男子最優秀選手賞に輝いた。ロナウド、メッシを抑えての栄冠。ポーランド人初の名誉に、レバンドフスキは「どこで生まれたかは関係ない。正しい道を歩んできたことを示せた」と誇った。

 08年からロナウドが5度、メッシが6度と希代の点取り屋がFIFA最優秀選手賞を分け合ってきた。献身的に走るクロアチア代表MFモドリッチがW杯ロシア大会で準優勝した18年に受賞したが、万能型FWのレバンドフスキは「点を取る」という土俵で2大スターを上回った点に価値がある。

 タイトルを取った3大会全てで得点王となり、計55ゴール。「何年も高いレベルを続けてきたメッシとロナウドに今、肩を並べた」と感激した。32歳にして最盛期を迎えた強豪Bミュンヘンのエースは「年齢は考えないし、引退まで何年もある。まだトップレベルで続けたい」と意欲を新たにした。

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