東京V近藤直也が引退「悩み苦しんだ」柏、千葉でもプレー 19年の現役生活に幕

 J2東京Vは19日、元日本代表DF近藤直也(37)が今季限りで引退することを発表した。20日のホーム最終戦セレモニー後に引退セレモニーを行う。

 近藤は柏ユースから02年に柏に昇格。11年のJ1優勝に貢献、ベストイレブンに選出された。12年には天皇杯制覇、13年ナビスコ杯優勝を経験。16年に千葉に移籍、19年に東京V入りした。

 J1出場209試合、8得点、J2出場191試合12得点を記録。国際大会はACL出場15試合1得点、クラブW杯4試合出場。07年に日本代表初選出され国際Aマッチ出場1試合を記録した。

 近藤は東京Vを通じて以下のようにコメントした。

 「今シーズンをもって引退することを決めました。特別能力があるわけでもない自分が19年間もプロサッカー選手を続けてこられたのは支えてくれた周りの方々に恵まれたからです。そんな全ての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 14年間お世話になった柏レイソルでは、J1優勝、天皇杯優勝、ナビスコカップ優勝と沢山のタイトルに恵まれました。多くの怪我やJ2降格、契約満了など悲しいことも沢山ありましたがその全てが今となっては良い思い出です。柏レイソルに関わる全ての皆様14年間本当にありがとうございました。

 そして3年間お世話になったジェフ千葉、2017シーズンのプレーオフがかかった最終戦のあの劇的ゴールは思い出すと今でも鳥肌が立ちます。最高の思い出の一つです。ジェフ千葉に関わる全ての皆様3年間でしたが本当にありがとうございました。

 そして2年間お世話になった東京ヴェルディでは、正直自分自身なかなかチームに貢献できない日々が続き悩み苦しみました。さらに目標としていたJ1昇格に到達できずサポーターの皆さんには落胆と悲しみをあたえてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 ただ、僕自身のことで言うと、この伝統と歴史のある東京ヴェルディで永井さんのもとあらためてサッカーというものを学べたことはとても財産になりましたし、このクラブで引退をすることができ本当に幸せに感じています。そして来季こそJ1昇格という目標を達成できることを心から願っています。

 2年間この東京ヴェルディで共に戦った選手、スタッフ、チーム関係者、スポンサー様、ファンサポーターの皆様に心から感謝します。本当にありがとうございました。

 またいつか皆さんに会える日を楽しみにしています」

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