J1川崎・三笘が単独アシスト王 新人最多得点新記録は逃す

 「明治安田生命J1、柏2-3川崎」(19日、三協フロンテア柏スタジアム」

 既に優勝を決めている川崎は、敵地で柏と対戦。2点のリードを許す展開となったが、そこからFW家長昭博の2得点などで逆転勝利。有終の勝利でリーグ戦を締めくくった。新人最多記録である13得点に並んでいたFW三笘薫は無得点で、新記録樹立はならなかったが、2アシストを記録。今季12アシストで単独での“アシスト王”になった。

 2-1の後半10分、相手GKのミスからゴール前でボールを拾った三笘は、冷静にFWレアンドロダミアンに横パス。これを沈めて1アシスト目を記録。さらに同36分には右サイドからのスルーパスで家長の決勝点をアシストした。

 この試合前までは三笘を含めて西沢健太(清水)、江坂任(柏)、水沼宏太(横浜M)の4人が10アシストで並んでいたが、最終節の2アシストで単独トップにたった形だ。

 渡辺千真(当時・横浜M)、武藤嘉紀(同・FC東京)が持つ新人最多得点記録に並んだ前節の浦和戦後には「意識しすぎずにしたいが、決めるところは決められるようにしたい」と話していた三笘。新記録までは届かなかったが、13得点12アシストと今季は合計25得点に絡むなど、スーパールーキーと呼ぶにふさわしい活躍と数字を残した。

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