フットサル湘南の久光重貴さんが死去 肺がん闘病「負けられない…」と最後のツイート
湘南ベルマーレは20日、フットサルクラブ所属の久光重貴選手(39)が19日に死去したことを発表した。
公式ホームページで「かねてより闘病を続けながら私たちと共に戦ってまいりました、湘南ベルマーレフットサルクラブ所属の久光重貴選手が12月19日に逝去いたしました。共に戦っていただいた皆さまへの御礼と合わせてここに謹んでご報告させていただきます。」と明かした。
久光さんは小学校1年でサッカーを始め、中学からはV川崎(現東京V)のジュニアユースに入団。帝京高を経て、フットサルのカスカヴェウ(現ペスカドーラ町田)入り。08年に湘南ベルマーレフットサルクラブに移籍した。09年にフットサル日本代表に選出された。
11年に骨髄炎を発病。復帰を果たしたが、13年には右上葉肺腺がんが見つかった。抗がん剤治療を続けながら現役選手としてプレーし続けてきた。
久光さんは17日に自身のツイッターを更新。「ベルマーレを通じて応援してもらえることは、本当に嬉しいです。皆さんからのたくさんの温かい言葉が、自分の生きる力や頑張る勇気に変わります。気持ちが辛くて折れそうになる時もあるけれど、支えてくれる仲間やサポーターがいるから負けられない。想いを力に変えて頑張ります!」とつづった。これが最後の投稿となった。