南野プレミア1号!リバプール移籍からジャスト1年 存在感取り戻す
「イングランド・プレミアリーグ、クリスタルパレス0-7リバプール」(19日、ロンドン)
各地で行われ、イングランド・プレミアリーグでリバプールの南野拓実(25)はアウェーのクリスタルパレス戦にFWで先発し、前半3分にリーグ戦初ゴールとなる先制点を決めた。フル出場し、チームは7-0で大勝した。昨季途中の1月にザルツブルク(オーストリア)から加入し、今季リーグ杯などで3点を決めているが、リーグ戦では通算18試合目で初得点。
リバプールへの電撃移籍が決まってちょうど1年。節目の日に先発起用された南野が通算18試合目で待望のプレミアリーグ初ゴールを決めた。クロップ監督は「練習で非常に切れがあったから使った。試合でも最高のプレーを見せてくれた」と手放しで称えた。
前半3分に大量得点の口火を切った。ペナルティースポット付近でマネの右折り返しを受けると、冷静にフェイントを入れてから右足で鋭く左隅に突き刺した。
最近は慣れないMF起用でプレーに迷いも見られていたが、久々に3トップに入るとマネ、フィルミノと連動して相手を翻ろうした。後半14分の好機では右足シュートが右へ外れたが、守備時は自陣深くまで戻るなど献身性も存分に発揮した。
薄れつつあった存在感を取り戻し、試合後は「ロッカールームで笑顔が隠せない様子だった」とクロップ監督。求め続けたゴールという結果を出し、肩の荷を下ろして大きな一歩を踏み出した。