C大阪がクルピ監督就任を発表 MF香川に復帰打診も「あとは彼次第」

 J1C大阪は20日、来季の新監督にブラジル出身のレビー・クルピ氏(67)が就任すると発表した。8年ぶり4度目の就任で、18年に途中解任されたG大阪時代も含め、5度目の日本復帰となる。

 森島社長は「若い選手を起用して代表に送り出す。育成を積極的に行ってほしい」と招聘(しょうへい)理由を説明。梶野チーム統括部長は「常にトップ3に入らなければいけない。その上で未来の選手を育てるチャレンジをする」と育成と勝利の両立を掲げた。また、ロティーナ監督続投の選択肢もあったとし、クルピ氏ありきの監督人事は否定した。

 梶野氏は10月にスペイン2部サラゴサを退団し、現在無所属の元日本代表MF香川真司(31)に復帰を打診していると明かした。「どのタイミングでも入れる。あとは彼次第」としたが、香川は欧州でのプレーを熱望しており、状況は不透明となっている。2021年2月1日に閉じられる欧州主要国の移籍期間の結果を待っての決断に注目が集まる。

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