Ｊ１湘南が２１日、ＦＷウェリントン（ブラジル）の完全移籍加入を発表した。同選手は１４年シーズンまで湘南に所属していた。

　ウェリントンは移籍にあたり、「初めて日本でプレーしたチームで再びプレーする機会をまた与えていただけたことをとても幸せに思います。サポーターの皆さんがいつも送ってくれる声援とサポートは、再び私がベストを尽くすためのモチベーションとなります。皆さんと共に勝利の喜びを分かち合う日が待ちきれません」とクラブを通じてメッセージを寄せている。

　ウェリントンは身長１８６センチの体格を生かしたパワフルなプレーが持ち味。前線でハードワークできる選手で、Ｊ１だった１３年の湘南では１６試合３得点、Ｊ２に降格した１４年シーズンは３８試合でチームトップの２０得点を挙げる活躍で、優勝とＪ１復帰に貢献した。

　以後、ポンチ・プレッタというブラジルのクラブをはさみ、１５年途中から福岡、１８年からは神戸でプレー。２０年はボタフォゴＳＰでプレーしていた。

　なお、正式契約はメディカルチェック後になる。