J1浦和、新監督に徳島でJ2優勝のリカルド・ロドリゲス氏「頂点に立てるように」
J1浦和は22日、J2徳島監督で、スペイン出身のリカルド・ロドリゲス氏(46)がトップチーム監督に就任したと発表した。徳島もこの日、同監督の今季限りでの退任を発表。天皇杯は指揮を執る。
ロドリゲス氏は98年からスペインで指導者の道に進んだ。13年にはジローナで監督を務めたほか、サウジアラビア、タイでも指導。17年から徳島の監督に就任。前線からのプレスと徹底してパスをつなぐサッカーを浸透させ、今季J2優勝を果たし、チームを7年ぶりのJ1昇格に導いた。
ロドリゲス氏は「浦和レッズのような偉大なクラブで仕事ができることをうれしく思います。私が目指すサッカーは、攻撃はアグレッシブに、そして守備においても激しく闘うスタイルです。ファン・サポーターのみなさんやクラブに関わる全ての方々が自分たちのスタイルに誇りを持ってもらえるように努力していきます。早く、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。勝利を重ねて、頂点に立てるように力を尽くします」とコメント。
浦和・戸苅淳フットボール本部本部長は「2020年の課題と、2022のリーグ優勝を視野に、監督の選定を行いました。2020年に掲げた『即時奪回』『最短距離でゴールを目指す』サッカーに、常に『主導権』を持ち、より『攻撃的』で、ハイブリッドなサッカースタイル(カウンタースタイルとポゼッションスタイル)を実現することを目的に、リカルド ロドリゲス監督を招聘することにしました。チームの成長とともに、選手の成長、チームスタッフの成長、クラブの成長、そして、監督自身の成長を、クラブ主導で、監督の力を借りて実現していきます」とコメントした。