柿谷が名古屋入り決定 C大阪の「8」初めての国内流出…2年連続オファー受け決断
J1名古屋は24日、C大阪から元日本代表FW柿谷曜一朗(30)を獲得したと発表した。名古屋は今季3位に入り、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。攻撃陣の強化を進めており、柿谷には19年夏に続いて2年連続で獲得オファーを送っていた。また、C大阪からはDF木本恭生(27)を獲得したことも発表された。
C大阪の下部組織出身の柿谷は2006年にクラブ史上最年少の16歳でトップ昇格。13年のJ1では21得点を挙げた。今季は途中出場が増え、リーグ24試合の出場で1ゴールにとどまった。柿谷は名古屋を通じて「グランパスファミリーの皆さんに認められるためにも最大限努力していきたいと思っています」とコメントした。
慰留に努めてきたC大阪にとって、エースナンバーとされる背番号8の選手が国内クラブに移籍するのは初。柿谷はC大阪を通じて、「家族のようなチームを離れるというのは寂しさもありますが長い間セレッソのためにとやってきたことに後悔も悔いもありません。本当にお世話になりました」と惜別のコメントを残した。